日本のホテル・旅館の数とホテルの歴史

日本のホテル・旅館の数とホテルの歴史

日本全47都道府県、どこへ行ってもホテルや旅館はあります。
それは都会でも田舎でも同じ。
都会はホテル、観光地や田舎は旅館や民宿などその土地土地によって規模や形態、趣などは違いますが気軽に全国津々浦々旅を楽しみながらホテルや旅館に宿泊することは可能です。

 

そんなどの都道府県、どの土地に行っても一つや二つは点在しているホテルや旅館、その数は日本全国どれくらいになるのか?日本のホテルや旅館の数を調べてみました。

 

厚生労働省の発表によると・・・

2014年(平成26年)度末の時点でホテルは全国に9,809軒、旅館は全国に43,363軒あります。客室は827,211室と735,271室になります。
参照:ホテル・旅館概要

 

規模的に言えば旅館の方がホテルよりも数的には大幅に上回っています。軒数で言えば旅館の方が多く、部屋の数ではホテルが多いと言った形になっています。単純計算、ホテルは旅館の4倍近くのキャパがあることも伺えます。

 

ホテルと旅館を合わせれば全国に53,172軒、1,562,482室になります。5万軒以上、150万室と簡単に覚えておくのも良いかもしれません。実際にはこれ以外にも簡易宿泊所が25,560施設あります。

 

また、全体の増減の傾向としてはホテルは増え続け、旅館は減り続けている形になるようです。

 

 

ホテルの歴史・一号店は?

上述した通り、今では全国に5万軒以上の宿泊施設のある日本のホテル・旅館ですが、日本でホテルとして開業した一号店は1868年頃だと言われています。

 

その後100年近く経過した東京オリンピック開催の頃にみなさんが一度は耳にしたことがあるホテルオークラやヒルトンホテルなどが誕生しています。この頃から続くホテルは高い品格を保ち、今でも高級ホテルとして位置付けられているものが多いです。

 

元々はホテルは非日常を味わったり、スペシャルな空間であり、そういったイメージを持つ方も多いと思いますが、ホテルのスタイルも時代とともに変化し、高級ホテルや大衆向けのホテルなど多様化して今に至るようです。

 

ビジネスホテル・シティホテル・ラブホテルなど目的や用途に応じて少しずつ変化してきています。